オープンデータとプログラミング

さくらVPSのデスクトップ環境で日本語メニューが表示されない!設定でハマったときのメモ

こんにちは。
さくらVPNで、デスクトップ環境(KDE)を構築しようとして、日本語メニューの表示ができずハマッたときのメモです。
どの手順が正しいのか不明だし(笑)、情報が断片的なのでお役にたつかわかりません(^^;。
いちから体系的に手順を調べたい方は、他の詳しいブログを見て頂いた方がよいです。

まぁ、いろいろと試行錯誤したのですが、何とか下のように日本語のメニューが表示されました!

screen_shot

では、いろいろやってみたことを列挙してみます。

きちんとメモをとっていなかったので、記憶頼みです。(^^;

さくらVPSは、OSが払い出された時点ではX Windowが入っていませんので、まずは”X Window System” などを入れてあげることが必要になります。

このへんはいつもどおりyumで入れてやります。

   
#yum groupinstall "X Window System" "KDE (K Desktop Environment)"  "Japanese Support"
 

“Japanese Support”なども入れたので、日本語のデスクトップが表示されるかと思いきや・・・

表示されません!

そこで次に試したのがLANGの設定。

以下の設定を.bash_profileなどに入れておきます。

export LANG=ja_JP.UTF-8

しかし、これでも日本語デスクトップになりません。

いろいろとネットを徘徊しているとkde-l10n-Japaneseを入れる、
みたいな記事があったので入れてみる。


#yum install kde-l10n-Japanese
   

しかし、これも効果なし。

このあとは長いハマりに・・・

いろいろとネットをみていると、

「デスクトップ環境にロケール設定のメニューがあり、それを日本にするとよい」

といった記事を見かけたのだが、私のデスクトップのメニューを穴が空くくらい見ましたがロケール設定など
どこにもありません。

ロケールの設定を確認しておくか、ということで、localeコマンドをたたいてみる。

$locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
LC_TIME="ja_JP.UTF-8"
LC_COLLATE="ja_JP.UTF-8"
LC_MONETARY="ja_JP.UTF-8"
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
LC_PAPER="ja_JP.UTF-8"
LC_NAME="ja_JP.UTF-8"
LC_ADDRESS="ja_JP.UTF-8"
LC_TELEPHONE="ja_JP.UTF-8"
LC_MEASUREMENT="ja_JP.UTF-8"
LC_IDENTIFICATION="ja_JP.UTF-8"
LC_ALL=

とりあえず、ja_JP.UTF-8が設定されているように見えます。

ここからまたしばらくハマりに入る。

いやいや待てよ、LC_ALL=が空だったよな?

何か設定したらよいかと考え、

export LC_ALL=ja_JP.UTF-8

としてXを立ち上げ直したら、みごと日本語メニューが表示されました!

原因はLC_ALLの設定でした!

めでたく日本語メニューが表示されました。

長い道のりでした。

screen_shot

とりとめもなく書きましたが、少しでも皆様の問題解決のヒントになれば幸いです。

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