オープンデータとプログラミング

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FESSをubuntu 16.04LTSにインストール(起動しなかったときのメモ)

ubuntu 16.04LTSにFESSをインストールしようとして、少しハマったのでメモを残しておきます。

必要な依存パッケージをインストールする。
ubuntu 16.04LTSではjavaはインストール済みなので、インストール不要。

apache2を入れておく。

sudo apt-get install -y apache2

apacheを起動する。

service apache2 start

続いてFESSをインストール。
githubからダウンロード。
2016年11月時点の最新版は、fess-10.2.2.deb。

https://github.com/codelibs/fess/releases

にdebパッケージがあるのでダウンロード。
(注:結果的にはdebからのインストールでは動きませんでした。後述。)

fess-download

ダブルクリックすると次のような画面がでますので、「インストール」ボタンをクリック。

deb-install

/usr/share/fess配下にインストールされる。
fessを起動してみる。

cd /usr/share/fess/bin
./fess

無言で終了する。(何かおかしい)
ブラウザでアクセスしてみる。

http://localhost:8080

やはり、FESSの検索画面は表示されない。
起動後の終了コードを確認してみる。

./fess
echo $?
1

1で終了している。
おそらく何らかのエラーがでているが、このあとあれこれ調べてみたが結局わからず。

あきらめて、今度はdebパッケージではなく、zipからインストールしてみる。

githubからzipをダウンロードする。
ファイル名は、fess-10.2.2.zip。

適当なフォルダに展開して、fessを起動してみる。

cd fess-10.2.2/bin
./fess

今度は無言で終了することもない。
成功だ。

ブラウザで

http://localhost:8080

にアクセスしてみるとFESSの画面が表示された。

fess-top

FMV(LIFEBOOK AH52/DA 2011年モデル)をUbuntu 16.04とWIn7のデュアルブートにする

愛用していた富士通製パソコン(LIFEBOOK AH52/DA 2011年モデル)のハードディスクが壊れたので交換ついでにWindows7とLinux(Ubuntu)のデュアルブートに挑戦しました。
一発でうまくはいかなかったのですが、その時のメモを残しておきます。

まず理解しておく必要があるのは、WindowsとUbuntuそれぞれにブートプログラムがあるということです。
当初、UbuntuのGRUBからブートして、WindowsかUbuntuを選択できるようにする目論見でしたがなぜかうまくいかず(なぜWin7がブートメニューに表示されなかった)、WindowsのMBRから起動するようにしました。

<2つのブートプログラムがある!>

      (1)WindowsのMBR(Master Boot Record)を使用する
      (2)UbuntuのGRUB(GRand Unified Bootloader)を使用する

最終的には、MBR→GRUBの順で2回ブートメニューでOSを選択するようになってしまいました。

PCを起動すると次のように最初にWindowsのブートマネージャが表示されます。
写真がボケていてわかりにくいですが、「Windows7」と「ubuntu」が表示されています。

fig-boot-mbr

ここで「ubuntu」を選択すると、次にGRUBが現れます。
2回OSを選択する必要があるので、面倒といえば面倒です。

fig-boot-grub

続きはまた明日!

カンタンLinux|AppImage形式のインストール方法は?

ubuntu

LinuxのパッケージでAppImage形式で配布されているものがあります。

インストール方法は実行権を与えて、実行するだけなので非常に簡単です。

このパッケージ配布形式が普及すれば、もう少しLinuxの敷居も下がりそうですね。

ダウンロードしたファイル(例ではexampleName.AppImageとします)に実行権を与えて・・・

chmod a+x exampleName.AppImage

実行するだけです。

./exampleName.AppImage

パッケージコマンドを叩く必要もないし、とてもカンタンですね。