オープンデータとプログラミング

Bingの検索APIを使用する(1)

Bingは月間5000トランザクションまで無料で利用できるAPIを提供しています(2014年5月30日現在)

以下のような情報ソースにアクセスすることができます。

Source Type Description
Web Web search results
Images Image search results
News News search results
Videos Video search results
Related Search Related search suggestions based on the query entered
Spelling Suggestions Spelling suggestions based on the query entered

Bingが提供する検索APIには以下の2種類あり、Webコンテンツだけを検索できるAPIも提供されています。

本記事ではフル機能版を例に説明しています。

Bing Search API Gives you access to Bing web, image, video, news, related search results, and spelling suggestions.
Bing Search API – Web Results Only Gives you access only to Bing web results.

APIを使用するには、Windows Azure Marketplaceでサインアップする必要があります。

サインアップしたら、Windows Azure Marketplaceのホームから、データ→BING SEARCH APIの順で進み、BING SEARCH APIのサブスクリプション手続きを行います。

下の画像は無料コースを選んだ後の画面です(赤い線で囲んだ部分のようにステータスが変わります)

search

BING SEARCH APIにはテスト画面が用意されています。

まずはこれを使ってみます。

ホームからマイアカウント→マイデータの順で進みます。

表の右の列に「使用」というリンクがありますので、これをクリックします。

my_aplication

クリックすると、BING SEARCH APIのテスト画面が表示されます。

Sources:データソースを入力します(web,image,newsなど)。複数のデータソースを入力する場合は”+”で連結します。
Query:検索語(式)を入力します

SourcesとQueryを指定して「適用」ボタンをクリックすると以下のように、クエリのURLや検索結果(ヒット件数など)が表示されます。

api_test3

今度は、このクエリをブラウザから直接実行してみます。

ブラウザのアドレスバーに直接以下のように入力してみます。

https://api.datamarket.azure.com/Bing/Search/v1/Composite?Sources='web'&Query='富士山'

最初は認証ダイアログが表示されてユーザ名、パスワードを聞いてきます。

run_search2

ユーザ名 :Windows Azure MarketplaceのID
パスワード:アカウントキー

アカウントキーはWindows Azure Marketplaceのマイアカウントの画面で確認することができます。

acount_key

検索結果は以下のようになります。

serch_result

参考資料

Bing Search APIの詳細は、以下のマニュアルをご参照ください。

Bing Search API – Quick Start and Code Samples

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